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元社長と和解成立

 オリンパスは8日、損失隠し疑惑を指摘して同社の社長を解任されたのは不当だと訴えていたマイケル・ウッドフォード氏とのイギリスでの裁判が和解したと正式発表しました。

 同社側が1000万ポンド(約12億4500万円)の和解金を支払う事で、ウッドフォード氏は訴えを取り下げるというものです。
 両者は5月29日に和解合意に達していましたが、8日のオリンパスの取締役会で和解金の支払いが了承された事で、和解が確定したものです。同氏が本来受け取れるはずだった約3年半の報酬を和解金として支払ったとみられます。

 マイケル・ウッドフォード氏はオリンパスのイギリス子会社勤務などを経て、オリンパス本社執行役員、代表取締役社長を歴任しました。しかし、オリンパスが過去のM&A(企業買収・合併)において不透明な取引と会計処理を行なっていたとの報道を受け、この問題を調査。一連の不透明な企業買収により会社と株主に損害を与えたとして、菊川剛会長および森久志副社長の引責辞任を促しました。ところが、その直後に開かれた取締役会議で逆にウッドフォードは社長職を解任され、後任には菊川が「代表取締役会長兼社長執行役員」として社長に就任。ウッドフォードは事の経緯を公表し、オリンパス事件として広く知られるきっかけになりました。